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非日常と日常を繋ぐものづくりの感覚
11月、澄んだ空気と静けさが増し読書の時間が心地よい季節。 RAWJEの路面店RAW&CRAFTにて、純銀の栞作りのワークショップを開催いたしました。 お客様にお選びいただいた落葉をローラーを使って銀板に転写するという単純な工程ではありましたが、実際素材に触れ道具を手に取り自分の手で形をつくる時間とその過程には、個々のものづくりへの感覚や思いが凝縮され、密度の濃い時間となりました。 ご来店いただいたお客様には、まずウェルカムドリンクとして黒文字のお茶をお出ししました。 デザイナーや職人も制作の合間に飲んでいるもので、アトリエに流れる時間や空気感をお客様と共有するためにも、まずRAW&CRAFTらしいものづくりへの向き合い方を自然に感じていただきたいという思いでご提供いたしました。 ローラーや刻印用のタガネ、金槌、普段の生活ではなかなか使うことのない道具や素材に触れる体験はそれだけで新鮮だったようで、最初は少し緊張しながらも徐々に手の動きに集中し、音や感触に耳を澄ませる姿が印象的でした。 刻印の内容も、お子さまの誕生日、イニシャル、日付など多様で、2枚制作できるうちの1枚をご家族やパートナーのためにという方や、同時に沢山本を読む方、本のイベントがちょうどあるのでと目的を持って参加された方、本当に様々な方にご参加いただきました。 また同じ素材・同じ工程でもその方だけの背景があり、仕上がりは驚くほど違った表情を見せていました。 今回のワークショップはrawjeというブランドが大切にしている世界観、空気感、ものづくりへの向き合い方を実際に「体験」として感じ、知っていただくための場でしたが、 「次はこんなこともやってみたい」「別の素材でも体験してみたい」 といった声も多く寄せられ、対話の中から自然と次のアイデアが生まれる時間にもなりました。 完成した作品だけでなく、叩いた音、手に残る工具や素材の感触、誰かを思い浮かべた時間や次への創作意欲、それらすべてをこの日のワークショップの記憶として日常へと持ち帰っていただけていれば大変嬉しく思います。 転写がきれいに浮かび上がった瞬間、思わずこぼれる驚きの笑顔。 刻印や仕上げに向き合い、静かに集中する表情。 そして、完成したとき達成感とともにふっと緩む空気感。 それぞれに異なるものづくりの楽しみ方があり、その感動に触れることで、普段制作側である自分自身も改めて『つくること』への思いに立ち返る時間となりました。 今後もrawjeならではのワークショップとして自然との関わり合いや手触りを大切にしたモノ作りを提案したいと考えております。 また皆さまとものづくりをご一緒できる日を楽しみにしています。 RAW&CRAFT 波夛野
非日常と日常を繋ぐものづくりの感覚
11月、澄んだ空気と静けさが増し読書の時間が心地よい季節。 RAWJEの路面店RAW&CRAFTにて、純銀の栞作りのワークショップを開催いたしました。 お客様にお選びいただいた落葉をローラーを使って銀板に転写するという単純な工程ではありましたが、実際素材に触れ道具を手に取り自分の手で形をつくる時間とその過程には、個々のものづくりへの感覚や思いが凝縮され、密度の濃い時間となりました。 ご来店いただいたお客様には、まずウェルカムドリンクとして黒文字のお茶をお出ししました。 デザイナーや職人も制作の合間に飲んでいるもので、アトリエに流れる時間や空気感をお客様と共有するためにも、まずRAW&CRAFTらしいものづくりへの向き合い方を自然に感じていただきたいという思いでご提供いたしました。 ローラーや刻印用のタガネ、金槌、普段の生活ではなかなか使うことのない道具や素材に触れる体験はそれだけで新鮮だったようで、最初は少し緊張しながらも徐々に手の動きに集中し、音や感触に耳を澄ませる姿が印象的でした。 刻印の内容も、お子さまの誕生日、イニシャル、日付など多様で、2枚制作できるうちの1枚をご家族やパートナーのためにという方や、同時に沢山本を読む方、本のイベントがちょうどあるのでと目的を持って参加された方、本当に様々な方にご参加いただきました。 また同じ素材・同じ工程でもその方だけの背景があり、仕上がりは驚くほど違った表情を見せていました。 今回のワークショップはrawjeというブランドが大切にしている世界観、空気感、ものづくりへの向き合い方を実際に「体験」として感じ、知っていただくための場でしたが、 「次はこんなこともやってみたい」「別の素材でも体験してみたい」 といった声も多く寄せられ、対話の中から自然と次のアイデアが生まれる時間にもなりました。 完成した作品だけでなく、叩いた音、手に残る工具や素材の感触、誰かを思い浮かべた時間や次への創作意欲、それらすべてをこの日のワークショップの記憶として日常へと持ち帰っていただけていれば大変嬉しく思います。 転写がきれいに浮かび上がった瞬間、思わずこぼれる驚きの笑顔。 刻印や仕上げに向き合い、静かに集中する表情。 そして、完成したとき達成感とともにふっと緩む空気感。 それぞれに異なるものづくりの楽しみ方があり、その感動に触れることで、普段制作側である自分自身も改めて『つくること』への思いに立ち返る時間となりました。 今後もrawjeならではのワークショップとして自然との関わり合いや手触りを大切にしたモノ作りを提案したいと考えております。 また皆さまとものづくりをご一緒できる日を楽しみにしています。 RAW&CRAFT 波夛野